遭難防止看板を設置

(北海道・羊蹄山ろく消防組合消防本部消防署蘭越支署)
 羊蹄山ろく消防組合消防署蘭越支署は5月31日、蘭越町役場と協力して道道沿いなど3か所に、山菜採り入山者に向けた「遭難防止看板」を設置しました。
ニセコ連峰の残雪も少なくなり、本格的な山菜採りシーズンを迎える新見地区は、タケノコやウドなど、「山菜の宝庫」として知られており、毎年、山菜採りに多くの方が入山し、遭難事故も多く発生している。蘭越町管内では、過去に遭難者の悲惨な死亡事故も発生しているほか、近年は軽装で入山し迷ってしまう事案も発生しています。そのため同支署では、「山菜より「命」が大切です。山菜採りされる人は行き先、帰宅時間を家族に知らせる、目立つ服装、非常食、携帯電話などを持参し無理な入山は絶対にやめるように」と、山菜採り時期が終わる6月下旬ころまで、広報車で同地区を巡回し遭難事故防止のチラシ配布や入山者へ気をつけて入山するよう注意を喚起しています。