防災ドローン運用開始

(栃木県・小山市消防本部)
小山市消防本部では、令和4年11月18日(金)、小山御殿広場においてドローンの運用開始式を行いました。
今回ドローンを2機導入しており、1機には30倍ズームカメラを搭載し、もう1機には当消防本部の現場ニーズに合わせ、アナウンス機能と物件搬送・投下機能を付加しました。
アナウンス機能は、100メートル以上離れた場所でも明瞭な音声を伝えることができることから、声の通りづらい現場では、スピーカーを通しての声掛けにより安心感を与えられるほか、救助に必要な行動を促すことが出来るなど、災害現場において有用であると考えております。
また、物件搬送・投下機能は、活動困難な現場において、要救助者や傷病者へ軽量な救助資機材やAEDを搬送・投下することができるため、現場に応じた対応力向上に繋がると考えます。
今後、地域住民の安心・安全のため、ドローンの活用場面を広げ、迅速な現場対応に努めてまいります。