適切な応急処置で意識回復に対して総監感謝状贈呈

 神田消防署では、令和5年12月21日(木)に適切な救命処置を行った11名のバイスタンダー(うち4名は欠席)に消防総監感謝状を贈呈しました。
 この事案は、令和5年12月7日(木)、JR中央線東京行き電車両内で心肺停止状態となった60代の男性に対して、JR御茶ノ水駅でホーム上に搬送後、駅員及び駅利用者の計11名の方が119番通報、胸骨圧迫及びAEDによる除細動を協力して実施し、男性の意識を回復させたものです。
 JR御茶ノ水駅では、令和5年11月18日(土)にも同種事案が発生し、駅員及び駅利用者の連携した救命処置により、傷病者の意識を回復させました。
いずれの事案も現場に居合わせた複数のバイスタンダーが連携し、発症直後から迅速・適切な応急処置を実施したことで、傷病者の回復・予後向上に大きく寄与したものと思われます。