謹賀新年

 令和6年(2024年)の元旦を迎えられて、全国のメールマガジン「近代消防+プラス」ご愛読者の皆様におかれましては、益々ご清祥のことと拝察申し上げます。
 平素より、本メルマガのご愛読をいただきますとともに、弊社発行図書及び月刊誌近代消防につきましても格別なご高配を賜りまして、厚く御礼申し上げます。
 本年は、東南海地震から80年、新潟地震から60年、新潟県中越地震から20年を数え、海外では、スマトラ島沖地震・インド洋津波からも20年の節目の年です。私たちは幾多の大災害の教訓をいかして消防防災体制の整備を図ってきておりますが、その後も様々な自然災害等が相次ぎ、昨年もトルコ・シリア大地震、震度6強を記録した能登半島沖地震等、各地で異常気象による豪雨災害等が相次いで発生し、地球温暖化の時代は終わり、“地球沸騰”の時代が来た、とも言われています。さらに南海トラフ巨大地震や首都直下地震等の大規模災害の発生も危惧されています。
 このようななか、弊社では、地域防災力の充実強化と消防防災・危機管理体制の更なる飛躍を期すため、弊誌近代消防をはじめ出版図書等を通じて本年も積極的に提言して参りたいと決意しております。
 ご愛読者皆様の今後益々のご健勝、ご多幸を心よりお祈り申し上げまして、新春のご挨拶とさせていただきます。