(東京消防庁・板橋消防署)
東京消防庁板橋消防署(長谷川清美署長)では、令和5年8月30日(水)、
東武東上線操車場(板橋区板橋2-4)にて、総勢106名※の大規模災害対応
合同訓練を実施しました。
関東大震災から100年の節目となる今年、訓練当日は防災週間の初日ということもあり、「関東地方に震度7の地震が発生、板橋区内も震度6強の揺れにより車両が脱線、また、電車内でも乗客がパニックに陥り、傷者が多数発生したもの。」という想定で、東武東上線と消防及び各関係機関と連携訓練を行うことにより、震災発生時の被害を軽減することを目的に訓練が行われました。
東武東上線池袋管区、JR東日本、都営地下鉄、日本大学医学部附属板橋病院(東京DMAT)、板橋警察署、板橋消防団、板橋区役所、板橋消防署が訓練に参加し、各機関が連携して震災発生時の対応要領、電車内及び軌道敷内における救出・救助訓練を安全・確実・迅速に行いました。
板橋消防署の長谷川署長は「関東大震災から100年となる節目の年に、関係機関と連携した素晴らしい訓練をすることができました。大地震が起きたら、鉄道からはたくさんの負傷者が出る可能性があります。今後も、災害が起きても被害を最小限に抑えることができるよう、実戦的訓練を続けていきたいと思います。」と語っていました。