消防職員OB「防火指導員」として防火指導を開始

(福岡県・北九州市消防局)
 北九州の台所として、古くから市民に親しまれてきた旦過市場を中心とする小倉北区旦過地区で、令和4年4月と8月に大規模火災が発生し、さらに10月には八幡東区の枝光本町商店街が火災に見舞われました。
 北九州市消防局では、半年足らずの間に3度も市場・商店街が被災したことを受け、11月から今年度末までの5か月間、消防職員OB(60~72才)を「防火指導員」(会計年度任用職員)として14名採用し、緊急火災予防対策を進めています。
 現役時代に培った豊富な知識、経験及びノウハウを生かし、市内の木造飲食店(約650件)に対して、防火指導や消火訓練等の実施、エアゾール式簡易消火具を配付するなど、きめ細かな防火啓発活動に取り組んでいます。
 現職とOBが一丸となって、今後の火災予防対策の強化に努めてまいります。