(滋賀県・大津市消防局)
大津市消防局は7月17日、大津市消防団と連携して令和4年度夏期災害対応訓練を実施しました。
同訓練は平成25年12月に定められた、「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」を受けて行いました。訓練では、「地震が発生し、同時多発的に火災が発生した」との想定で、消防団の災害対応能力を向上させるため、実際の災害活動に必要な知識の習得、消防車を複数台中継しての遠距離中継送水技術の向上、また、消防団が単独で火災を消火するための指揮命令・情報伝達技術の向上、三大危険情報(要救助者の命を脅かす危険、消火活動を行う際に障害となる危険、周囲に火災が延焼する危険)の共有と災害現場における安全管理の視点を養うことを目的としました。加えて、火災現場で飛び火等により活動中の隊員が受傷することを防止するために防火装備完全着装の徹底を図りました。