大規模災害対応訓練を実施

(岡山県・倉敷市消防局)
倉敷市消防局は5月21日、大雨を想定した大規模災害対応訓練(図上訓練)をブラインド形式で実施しました。
同訓練は、指揮本部、消防署、現場隊の間における情報伝達・共有方法の確立、状況判断力の練磨、マニュアルの検証等を目的としたもので、消防局本部及び4消防署から約140名(訓練評価者5名、コントローラー約30名、プレイヤー約105名)が参加しました。
訓練では、県調整本部役、市災害対策本部役、県内消防機関役、報道機関役、一般市民役等のコントローラーからの状況付与に加え、100件を超える災害事案を用意し、119番通報を受けた通信指令係が出動車両を選定したり、出動隊員役のコントローラーから状況報告を入れるなど、可能な限り実災害に近い状況を作り出すことで、多くの課題を抽出することができました。

水防演習を実施

(千葉県・野田市消防本部)
野田市消防本部は5月8日、利根川河川敷において、水防体制に万全を期すことを目的とした水防演習を実施しました。3年ぶりとなる同演習には、消防職団員等総勢466名が参加し、台風の襲来で河川のはん濫危険が高まったとの想定のもと、様々な水防工法を駆使して実践的な訓練を行いました。
江戸川、利根川に挟まれた地域特性からも、水災害による被害の軽減を図るため、各関係機関と連携して水防工法技術の維持・向上を図っていきます。