高規格救急自動車及び救急資機材一式の受納式を挙行

(奈良県・奈良県広域消防組合消防本部)

 奈良県広域消防組合消防本部は3月3日、大和高田市在住の三浦省一さんから高規格救急自動車及び救急資機材一式の寄贈を受けたのに伴い、受納式を挙行しました。併せて、その厚意に対して奈良県広域消防組合管理者から感謝状の贈呈式も行いました。
寄贈に際し三浦さんは、「かつて救急隊にお世話になったこともあり、また日ごろの救急活動に対する感謝の念で寄贈しました。こうした個人の寄贈による救急自動車の存在を多くの方に知っていただき、同じ思いの方々が後に続くことを願います」との思いを語りました。
寄贈された高規格救急自動車及び救急資機材一式は、高田消防署に配備し、住民の安全・安心の確保のため活用します。

御嶽山噴火災害証言映像制作に係る取材協力

(東京消防庁・池袋消防署)

 長野県御嶽山噴火災害(2014年9月)発生時に、東京消防庁から救助部隊長として出場した池袋消防署栁岡正消防司令は3月9日、当時の活動について取材を受けました。
同取材は、御嶽山噴火に遭遇した登山者や山小屋関係者、救助関係者などから、噴火当時の状況や対応、経験、教訓等について「御嶽山噴火災害に関する証言映像」として記録し、令和4年(2022年)度に開館予定の御嶽山ビジターセンターにおいて展示される予定です。取材に応じた栁岡司令は、「この教訓を今後の災害対応に活かしていきたい」と語りました。