航空機事故対策総合訓練を実施

(兵庫県・伊丹市消防局)

 伊丹市消防局は2021年11月25日、豊中市、池田市、伊丹市の3市が管轄する大阪国際空港において、豊中市消防局、池田市消防本部、大阪市消防局航空隊、兵庫県消防防災航空隊、関西エアポート㈱及び兵庫県と大阪府の医療機関と連携し航空機事故対策訓練を実施しました。
訓練は、「航空機が着陸後に滑走路内で擱座し出火、負傷者が多数発生した」との想定で、空港化学消防車でのターレット放水に引き続き空港化学消防車への中継送水活動を実施、火勢鎮圧後に負傷者を機外へ救出、医療機関と連携してトリアージ等を行い、連携強化を図りました。

備中地区6消防本部合同土砂災害対応訓練を実施

(岡山県・倉敷市消防局)

 倉敷市消防局は2021年11月26日、民間の砕石工場敷地内において、備中地区6消防本部(笠岡地区消防組合、井原地区消防組合、総社市消防本部、高梁市消防本部、新見市消防本部、倉敷市消防局)合同による土砂災害対応訓練を実施しました。
土砂崩れによる倒壊家屋及び土砂埋没車両からの救出訓練を各ブースに分かれて行い、訓練隊員の後方支援を行うため、デコンエリアを設定し、エリア内にエアテント及びポータブルトイレを準備しました。参加隊員からは初めて使用するポータブルトイレに戸惑う声が聞かれました。土砂災害の活動は長期化が予想されることから、実際に使用することで見える課題も見つかりました。今後も各関係機関との連携強化をはじめ、あらゆる機会を捉えて、災害対応能力の向上に努めます。