プールで基本潜水訓練を実施

(高島市消防本部・滋賀)
 高島市消防本部は1月21日、滋賀県大津市にある、びわこ成蹂スポーツ大学の水深3mプールにおいて、北部消防署に所属する水難救助隊が参加し、基本潜水訓練を行いました。
 この訓練は、水難救助業務に必要な基本潜水技術及びトラブル回避能力を向上させるとともに、滋賀県内の多くの消防本部で取り入れられている、ドーナツ型検索の手技を確認しました。
 ドーナツ型検索とは、環状検索を実施後に、アンカーの移動や再設定を必要とすることがなく、環状検索より細索の長さを伸ばし、円の外側をドーナツ状に検索する方法のことです。
 高島消防では、水難救助事案が発生した際、北部消防署から特別救助隊の潜水隊員が初動で出動します。このため、少人数での潜水活動における、効率的・効果的な検索方法の検討・検証を行っているところであり、この経験を今後の現場活動に活かし、より安全・確実・迅速な救助活動に繋げていきます。