日本列島震度7の時代到来

-震災からの呼びかけ-

三舩康道 著 新書判/216頁 定価(本体1,100円+税)送料209円








 平成に発生した6回の震度7の地震の被災直後の現地レポートを加筆修正して収録。さらに近年の復旧復興の様子も紹介した。
 地震に限らず、かつてなかった規模の風水害もよく見られるようになった。そうした災害からどのような「呼びかけ」を聴くことができるだろうか。「呼びかけ」にもいろいろな意味があると思う。
 「呼びかけ」への答えの一つは、災害への備えとして絆を基本とした地域コミュニティにおける共助が必要であり、そのためには実践型防災訓練の普及が鍵になるということである。













=主な目次=


はじめに


序 章 日本列島震度7の時代到来

第1章 阪神・淡路大震災
 1 阪神・淡路大震災の被災地を視察して
 2 阪神・淡路大震災から20年以上経過して

第2章 新潟県中越地震
 1 新潟県中越地震の被災地を視察して
 2 新潟県中越地震から1年後の旧山古志村を歩いて
 3 新潟県中越地震の被災地のその後を訪ねて

第3章 東日本大震災
 1 東日本大震災の被災地を視察して
 2 東日本大震災から7年後、被災地の復興状況

第4章 熊本地震
 1 熊本地震の被災地を視察して
 2 熊本地震における病院の課題
 3 熊本地震から3年後の熊本市と益城町

第5章 北海道胆振東部地震
 1 北海道胆振東部地震の被災地を視察して
 2 北海道胆振東部地震から1年後の被災地を訪ねて

第6章 令和の時代に向けて


おわりに