今、平和な時代を見ることもなく若くして散っていった
戦友達に捧げる一冊!

海軍軍楽隊  花も嵐も……

● 針尾 玄三編著(佐藤篤司)海軍兵学校(第78期105分隊)
  ● B5判変型 190頁   定価(本体1,800円+税)送料209円

世界にその名を轟かせた「海軍軍楽隊」の
栄光の軌跡が! 今よみがえる

創設から太平洋戦争終了までの数十年間を通じ、海軍軍楽隊が日本における 洋楽の発展の過程で大きく貢献したことは知る人ぞ知る事実である。本書には、 得な昭和10年代の海軍軍楽隊隊員たちの生態が赤裸々に述べられている。 一読すれば彼らが、艦上で暗号取次ぎ、伝令員としての戦いぶりや、また、 海軍という組織の中で味わった哀歓が、じわじわと伝わってくる。

   ― も く じ ―
序 文
写真で綴る「海軍軍楽隊」の歴史(上)
第一部 軍楽兵の泣き笑い人生
    「おふくろ」 他18編
第二部 海軍軍楽隊かく戦えり
     「涙の軍艦行進曲」 他7編
第三部 思いではかぎりなく
     座談会「海軍軍楽隊 栄光の軌跡」
     「余韻はいつまでも」
     「ジャズのとりこになって」
     外国向けラジオ放送曲目
     国内向けラジオ放送曲目
     海軍軍楽隊沿革概要
第四部 消防音楽隊のルーツ
      海軍軍楽隊と東京消防庁音楽隊
写真で綴る「海軍軍楽隊」の歴史(下)
おとがき