■我が国の危機管理の第一線に立った10人の方々の実体験をまとめた話題の書!

期限切れのおにぎり
大規模災害時の日本の危機管理の真実
鈴木 哲夫 著   四六判/256頁 定価(1,500円+税)
 東日本大震災・阪神大震災・新潟県中越地震その時、現場のリーダーは何をしたのか……
   「リーダーたる決断と覚悟」
 Contents
原発に対して法制度が甘かった、「人」に委ねられた
 久保信保 元消防庁長官
中央の司令塔を一本化できなかった
 先崎 一 自衛隊初代統合幕僚長
食料が不足…賞味期限切れのおにぎりをどうするか
 森 民夫 長岡市長
大事なのは、同じ復興でも「創造的復興」をやること
 村井嘉浩 宮城県知事
復興というのはエリアで見る発想が必要
 達増拓也 岩手県知事
自分の足で歩いているか…ローカル紙として問いかける
 武内宏之 石巻日日新聞常務取締役
無視してもいい。前例がなくてもいい
 小野寺五典 元防衛大臣
現地で即断即決できる態勢を!
 石原信雄 元官房副長官
責任はすべてとる。現地で必要なものは決めていい
 村山 富市 元内閣総理大臣
困っている人を助ける。ただその一点しかない
 小泉進次郎 前復興大臣政務官
鼎談 「東日本大震災が問いかけた危機管理」
 森民夫×小野寺五典×鈴木哲夫
復興への提言 ~悲惨のなかの希望~
Column
01  地震発生直後に見た トップリーダーの危機管理
02  癒えない被災者の心「復興急げ」は正しいのか
03  特別でもなく、経験もない デモに参加する市井の人々
04  当時の首相の意識を変えた「天災」は起きた直後に「人災」
05  東京五輪と「フクシマ」 「ブロック」発信の真相
06  終わらない3・11 アンダーコントロールの虚実
07   責任がはっきりしない原発事故 廃炉の前にやることがあるだろう