目 次
はじめに
第一章 緊急消防援助隊の仕組
Ⅰ.緊急消防援助隊の概要
Ⅱ.緊急消防援助隊に関する制度の沿革
1.阪神・淡路大震災以前の広域応援制度
2.阪神・淡路大震災を踏まえた広域応援制度の改正と緊急消防援助隊の創設
3.緊急消防援助隊の法制化
4.緊急消防援助隊の機動力強化等のための法改正
Ⅲ.緊急消防援助隊の編成
1.指揮支援部隊
2.都道府県大隊
3.航空部隊
4.特別の任務を行う部隊
Ⅳ.緊急消防援助隊の登録・装備等
1.登録
2.装備等
Ⅴ.緊急消防援助隊の出動
1.緊急消防援助隊出動のスキーム
2.出動計画
Ⅵ.緊急消防援助隊の集結・進出
Ⅶ.緊急消防援助隊の指揮・調整
Ⅷ.緊急消防援助隊と他の実動機関との連携
1.連携の内容
2.実動機関間の連携のための連絡調整
Ⅸ.緊急消防援助隊の受援体制
Ⅹ.緊急消防援助隊の出動状況
1.平成28 年熊本地震
2.平成30 年7月豪雨
3.御嶽山噴火災害
第二章 東日本大震災における緊急消防援助隊の活動
Ⅰ.被害と応急対策の概要
1.被害の概要
2.応急対策の概要
Ⅱ.緊急消防援助隊の出動・活動の状況
1.緊急消防援助隊の出動、活動エリアの状況
2.緊急消防援助隊の活動状況
Ⅲ.他の実動機関等との連携
第三章 東日本大震災で明らかになった緊急消防援助隊の課題と対応
Ⅰ.緊急消防援助隊の課題
1.発災直後における部隊の集中投入
2.被災地への迅速な進出
3.複合災害への機動的対応
4.多数の部隊の指揮・調整
5.情報収集・連絡体制
6.長期に及ぶ活動への対応
7.被災地における受援体制
8.原子力発電所事故への対応
9.他の実動機関との連携
Ⅱ.課題への対応
1.登録目標隊数の大幅増隊
2.アクションプラン等の策定
3.統合機動部隊の創設等
4.広域的な指揮・調整体制の強化
5.情報収集・連絡体制の強化
6.大規模・特殊災害への対応力強化
7.後方支援体制等の強化
8.地方公共団体における受援体制の強化
9.実践的な訓練の推進
10.他の実動機関との連携強化
第四章 国難災害における緊急消防援助隊の課題等
Ⅰ.南海トラフ巨大地震
1.消防応援等に係る政府の計画
2.緊急消防援助隊の課題
Ⅱ.首都直下地震
1.消防応援等に係る政府の計画
2.緊急消防援助隊の課題
Ⅲ.大都市圏における大規模広域水害
1.広域避難における消防の役割
2.緊急消防援助隊の課題
Ⅳ.原子力災害・自然災害の複合災害
1.消防応援等に係る政府の計画等
2.緊急消防援助隊の課題
第五章 緊急消防援助隊に係る国の指揮・調整機能の強化
Ⅰ.国の指揮・調整機能強化の必要性
Ⅱ.国の指揮・調整機能強化の在り方
1.国の指揮・調整機能強化のための制度的方策
2.国の指揮・調整機能を強化する場合の要件
3.国の指揮・調整機能強化の効果
おわりに
参考文献
索引