ブックレットNo.18
チェルノブイリ原発事故20年、
日本の消防は何を学んだか?
−もし、チェルノブイリ原発消防隊が
    再燃火災を消火しておれば!−
 森本 宏 著    A5判/117頁  定価(本体600円+税)送料209円






チェルノブイリ原発事故では、汚染された地域の面積は日本の総面積の4割、高濃度汚染地域は四国の面積を遙かに超えている。現在、55基の原発が稼働している日本、このような状態に際して、われわれ消防は何ができるのか

チェルノブイリ原発事故の際の、当時の消防隊の消火活動の方法如何によっては、あるいは防止し得たかもしれない、消防活動アセスメントを行った原発事故対策資料の教養書
主 な 目 次
序 章
第一章 炉心の消火に成功していれば
 
 (一) チェルノブイリ原発火災は「再燃火災」だった!
  (二) 再燃火災消火のための決死の作業
第二章 原発火災における消火活動の検証・評価は性格に行われているか?
  (一) ゛もんじゅ゛ナトリウム漏洩事故と消防
  (二) 旧動燃東海事業所再処理施設の火災・爆発火災
  (三) 放水躊躇、消火に四時間
第三章 原発事故と決死隊
  (一) チェルノブイリ原発事故と決死隊
  (二) 「JCO」臨界事故と決死隊
  (三) 消防としての覚悟
第四章 原発災害の避難は8〜10Kmの範囲でよいか?
  (一) 原発震災で日本壊滅!
  (二) 避難は八〜一〇キロ圏を想定
  (三) われら消防、何を為すべきか!
おわりに