書道パフォーマンスにて消防団員を募る
名古屋市消防局
名古屋市消防局では毎年2月1日から3月15日までを消防団員募集キャンペーンとして、市内の各消防署において様々な募集啓発活動を展開しています。
そのうち、中村消防署は中村区役所において消防団員である書道家の野田浮舟(のだ うしゅう)氏(61)による書道パフォーマンスを開催しました。
多くの来庁者を前に、野田氏は「消防ホースが使われることなく巻かれて保管されていることが災害の無い平和の象徴」として、長さ1メートル60センチ四方の紙に「輪」、さらに「火の用心」と大胆に筆を走らせ、二つの作品が完成しました。
これらの作品は、キャンペーン期間中、中村区役所交流拠点スペースにて展示されました。
合同予防業務研修会を実施
(三重県・伊賀市消防本部・名張市消防本部)
伊賀市消防本部・名張市消防本部では、両市の消防連携・協力に関する協定に基づく予防分野の取り組みとして「違反是正実施要領研修会」を合同で実施しました。
この研修は、立入検査等を通じて発覚した消防法違反を適切に是正させるために、必要な知識や技能を習得し違反是正の充実強化を図ることを目的として実施したもので、当日は、両市消防本部予防課(室)職員が重大違反のある防火対象物について、基本的な是正の進め方を実際の警告事例を用いながら発表を行い、参加した職員は、違反是正の重要性や進め方について再認識しました。
今後も予防業務に関した研修を合同で実施する等、予防業務分野の連携・協力を進めてまいります。
高速道路上での特殊火災対応を終えて
豊田市消防本部
豊田市消防本部では、令和4年12月5日に「LPガスボンベ研修」を開催しました。
この研修会は、東名高速道路豊田ジャンクション内でLPガスボンベに起因する死傷者が発生した火災事案を機に、LPガスボンベの構造理解と現場活動の安全行動について考えることを目的としました。講師として、愛知県LPガス協会西三河支部長を招き、LPガスボンベの構造や特性の理解を深め、安全な現場活動へと繋げていきます。
別荘地内の警防調査を実施
羊蹄山ろく消防組合消防本部消防署蘭越支署
羊蹄山ろく消防組合消防署蘭越支署では、令和5年1月10日から4日間の日程で、町内別荘地の警防調査をしました。
警防調査は、新築や定住者が増加している別荘地内での災害発生時、応援出動要請で集結する組合管内の消防車両の進入経路、火災発生時の警防戦略、車両部署位置の確認をおこないました。調査に参加した若手職員からは「迷路のような路線になっている別荘地内では、冬季間除雪されていない路線もあり回り道をしなければたどり着けない場所もある。地図と実際の路線、道幅などの確認をしたので災害に備えたい」と話していました。
また、定住者には火の取り扱い、薪ストーブの設置取扱いについてのチラシを配布し調査を終了しました。
海上保安部との合同潜水訓練を実施
(青森県・八戸地域広域市町村圏事務組合消防本部)
八戸広域消防本部では、令和5年1月16日(月)、八戸海上保安部と合同での潜水救助訓練を実施しました。この合同潜水救助訓練は、現場での意思疎通を図り、円滑な活動体制を確立することを目的としたもので、今回が2回目となります。
当日は、海上保安部巡視船「しもきた」所属の潜水士と混合でチームを組み、環状捜索訓練等を実施し、現場での活動体制を確認しました。有事の際には、連携して災害に対応してまいります。
福岡地区の消防本部参加による消防法第5条の3シミュレーション訓練の実施
(福岡県・筑紫野太宰府消防組合消防本部)
12月7日、14日、26日の3日間にわたり、福岡地区の消防本部計7本部59名の査察員が集合し、消防法第5条の3措置命令シミュレーション訓練を実施しました。
本訓練は、直通階段が一つの防火対象物における物件除去を想定とし、他消防本部にも実施隊として参加していただき、知識、技術の研鑽に励むとともに実務上の課題や取組みを共有することができました。
今後も発展的かつ持続可能な研修会を追及し、職員の技術向上に努めます。
ファイヤーコントロールボックスを使用した燃焼実験
松本広域消防局(長野)
松本広域連合豊科消防署では、ファイヤーコントロールボックスを使用した燃焼実験を行いました。実験では、火災初期から最盛期までを再現し、消火活動上の留意点等を確認しました。参加した若手職員からは「映像ではなく、リアルな状況を目にすることで、今後の活動に活かしたい。」との声が聞かれました。
松本広域消防局では、こうした取組を通じて職員のレベルアップだけでなく、住民の火災予防意識の高揚につなげていきます。