業界NEWS 消防防災の動き 2023年1月投稿

IRB講習会を開催

(岡山県・倉敷市消防局)
 倉敷市消防局は、公益財団法人「日本ライフセービング協会」から講師をお招きし、IRB(膨張式救命ボート)の講習会を開催しました。
 今回の講習会では、前回受講した職員を対象に、基本的な訓練からよりスキルアップした要救助者収容訓練や市街地水没を想定した浅深度航行要領、夜間を想定した航行要領の確認を行いました。
 近年、全国的に水害が多発し、IRBによる活動が増加しています。この講習会で学んだより高度な救出要領を各署所で共有することで、より安全で確実、迅速な救助活動を行えます。
 倉敷市消防局は、引き続きあらゆる機会を捉え、災害対応能力の向上に努めてまいります。

小山市消防フェア2022

(栃木県・小山市消防本部)
 小山市消防本部では、小山思いの森において「小山市消防フェア2022」を開催しました。
 消防フェアは、消防に関するイベントを楽しみながら体験してもらい、身近に消防を感じることで、子供を中心とする幅広い年齢層の市民に消防をより深く理解してもらう目的で開催。当日は、油圧救助器具を使用した車両からの救出訓練展示のほか、放水体験、はしご車バスケット搭乗体験、応急救護体験等のさまざまなブースを設け、消防の業務をより知ってもらう良い機会となりました。
 今後も火災予防と防災の啓発を行うと共に、各行政機関や消防団、地域住民と協力し地域防災力の向上に努めて参ります。

ランチパックで防火PR

(愛知県・名古屋市消防局)
 名古屋市消防局は、山崎製パン(東京都)の協力のもと、同社の看板商品「ランチパック」を用いた新しい広報を展開しています。
 商品のパッケージに「火気取り扱いの注意喚起」、「コンロ火災の注意喚起」、「住宅用火災警報器の設置・点検促進」の3パターンを記載し、裏面には住宅用火災警報器の点検方法を記載しているほか、商品のフィリングについても、消防局と山崎製パンの担当者で試行錯誤して生まれた「鶏むね肉入りキーマカレー味」となっている。
 この商品は愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、長野県、富山県、石川県、福井県のスーパーマーケット、コンビニエンスストア等で11月1日から12月31日までの期間限定で販売されました。

愛媛県内初「訪問看護師等を対象とした119番通報訓練」を実施

(愛媛県・西条市消防本部)
 西条市消防本部では、「119番の日」に、訪問介護に携わる介護・看護関係者を対象に、正しい119番通報や口頭指導要領など、有事の際を想定した実技訓練を実施しました。
 今後も対象施設の枠を広げ継続的に通報訓練を実施し、更なる安全・安心の提供に努めて参ります。

「高圧ガス保安活動促進週間に伴う広報活動」を実施

(静岡県・浜松市消防局)
 浜松市消防局では、「高圧ガス保安活動促進週間」及び「LPガス消費者保安月間」に合わせ広報活動を実施しました。
 広報活動では、地元の人気タレントである久保ひとみさんを「一日ガス保安隊長」へ任命し、委嘱式、浜松駅での一般市民への注意喚起、事業所立入検査への同行をしていただきました。
 多くの人々へ、ガスの危険性や安心・安全に使用していただくためのPRを行うことができました。これからも、保安の確保に努めてまいります。

国民体育大会カヌー競技会の競技役員として従事

(栃木県・塩谷広域行政組合消防本部)
 塩谷広域行政組合塩谷消防署は4日間、第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」の塩谷町鬼怒川特設のカヌー競技場において、カヌー競技会の競技役員として従事しました。
 活動内容は、コースの河川に待機し、カヌースラローム・カヌーワイルドウォーターの競技中に転覆して競技続行不能になった選手に対して、スローバッグを使用して救助し、転覆艇の引き上げを行いました。