業界NEWS 消防防災の動き 2022年6月投稿

最新テクノロジーを日々の活動に取り入れよう

 -東京消防庁-
 東京消防庁は3日間にわたり、東京・大手町の本部庁舎13階・8階会議室他で、職員の業務デジタル化への理解を促すための「DX企画展」を開催しました。
 DX(ディーエックス)とは、Digital Transformation(デジタルによる変容)の略称で、会場では、「最新テクノロジーを日々の活動に取り入れよう」の呼びかけのもと、数多くの企業による、大規模災害時における情報戦略、現場活動の安全対策・質の向上、事務処理効率UPに係る各展示、実演等が行われました。

消防職団員による戸別訪問が全世帯の24%に

-名古屋市消防局-
 名古屋市消防局では「戸別訪問による防災用品を活用した地域防災力促進事業」として、消防職団員による戸別訪問を令和元年度から実施しており、これまでに市内113万世帯の24%にあたる27万2,000世帯を訪問しました。
 発生が危惧されている南海トラフ巨大地震の被害想定では、家具の転倒・落下防止対策等を行うことで、負傷者が半減すると言われており、令和6年度末までに市内全世帯への訪問を目指しています。

福岡大学消防防災サークルの学生を対象に防災研修を実施

-福岡市早良消防団-
 福岡市早良消防団は、福岡市城南区の七隈公民館において、福岡大学消防防災サークルの学生に向けた「地域防災について考える」をテーマに防災研修を実施しました。
 研修は、阪神・淡路大震災の動画や九州北部豪雨の写真等を見ながら、日頃からの備えの重要性、被災地で活動する時の注意点等を学びました。学生たちは、災害の怖さや対策について勉強できた、幅広く活動している消防団員を初めて理解できた等の感想の声もありました。

松江市消防本部初のPR動画「PROTECT MATSUE CITY」完成!!

-松江市消防本部-
 松江市消防本部の魅力を紹介する動画です。この動画は職員が制作しました。
 松江市の観光名所を紹介しつつ、管内の安全安心を守り抜く使命感を表現しています。ぜひご覧ください。
・ https://www.youtube.com/watch?v=FN-N7CySY7c

愛知県防災ヘリコプター運航業務の受託

-名古屋市消防局-
 名古屋市消防局は地方自治法第252条の14の規定に基づき、令和4年4月1日から愛知県防災ヘリコプターに関する業務の一部を受託しました。
 これにより、名古屋市消防航空隊の組織をこれまでの1係体制から航空消防係、運航係、整備係の3係体制とし、名古屋市所有のヘリコプター「のぶなが」、「ひでよし」の2機と愛知県所有ヘリコプター「わかしゃち」の計3機による一体的運用により、愛知県内県内全域をカバーします。