(南但消防本部・兵庫県)
南但消防本部はこのほど、新潟県糸魚川市の大規模火災や城崎温泉街の火災を教訓として、前年に引き続き住宅密集地火災防ぎょ訓練を実施しました。
訓練は、「住宅が立ち並ぶ養父市関宮地区内の建物から出火し、15mを超える強風により延焼拡大の危険性が高い」との想定で、自主防災組織による消火栓を使用しての初期消火、住民の避難誘導、民間ドローンにより避難状況や延焼方向を把握し、遠距離中継送水と一斉放水を実施した後、兵庫県消防防災航空隊による散水活動を行いました。
訓練には、関宮地区住民約270人と養父市消防団、養父警察署、(株)オーシスマップ、兵庫県LPガス協会、養父市社会福祉協議会、養父市役所、兵庫県消防防災航空隊、南但消防本部の総勢約460人が参加しました。