SDGsで火災予防広報

(愛知県・西尾市消防本部)
 着衣着火による負傷者は加齢に伴い身体機能の衰えてくる65歳以上の高齢者が約8割となっており、全国で毎年100人程度の方が命を落とされている。
離島という地域性を鑑み、佐久島地区の一人暮らしの高齢者及び高齢者夫婦世帯に難燃性アームカバー等を配付し火災予防啓発を実施する。
女性消防クラブ員が作製した難燃性アームカバー(SDGsの趣旨に基づき、貸与期間が過ぎた消防職員の活動服の袖を再利用)を1世帯ごとに1双ずつ配付し、着衣着火対策を指導する。
令和4年度に一般財団法人全国消防機器協会からの寄贈・設置した住宅用火災警報器の作動確認方法を指導する。
 医療機関から遠隔となる離島にて着衣着火の注意喚起は、死傷者防止に寄与すると思慮される。
 また、住宅用火災警報器の作動確認及び指導は、島民の方に安全安心を提供することができた。