東京消防庁板橋消防署
板橋消防署(長谷川清美署長)では令和5年1月16日に、板橋区桜川一丁目3番1号の板橋区立上板橋体育館で、高齢男性の救護を行った3名に対し、消防総監感謝状の伝達を行います。
施設受付にいた従業員の中森博美さんは、施設利用者から入口で男性が倒れているとの知らせを受け、すぐに119番通報を行いました。トレーニングジムで勤務していた、大河原圭介さんと森脇康平さんも受付のAEDを持って、男性の元へ駆け付けました。男性は意識、呼吸がなかったため、2人は心肺蘇生とAEDによる除細動を実施したところ、男性はその場で意識を回復しました。
3名の連携した救護活動により、男性はその場で呼吸と脈拍が回復し、病院へ搬送されました。
中森さんは、「日頃の訓練成果を活かし、冷静に通報を行えました。」と語り、大河原さんは「定期的に救命講習を受けており、適切にAEDを使用することができました。」と語ってくれました。