(東京消防庁深川消防署・東京都)
東京消防庁深川消防署では、昨年、若年層の都民防災指導員の指導力の向上等を目的とし、優秀な指導員を認定・表彰する制度を独自に創設しました。
第2回目となる今年は、入庁4年未満の都民防災指導員を対象に「防災訓練指導スペシャリスト審査会」を実施しました。審査員に防火防災協会会長、防火防災女性部会会長を迎え、「スタンドパイプ取扱い指導要領」を行ったところ、出場者らは、指導した上司や先輩が見守る中、スタンドパイプの重要性を分かりやすく伝えるため、事前に過去の災害による教訓や地域特性を調べたうえで、工夫を凝らした説明を丁寧に行っていました。それぞれの訓練成果が十二分に発揮され、防災訓練においても実践デビューできる能力を身に付け、大いに期待できる審査会となりました。