(滋賀県・東近江行政組合消防本部)
東近江行政組合消防本部は2021年11月24日、25日、29日及び30日の4日間、消防本部訓練センターにおいて、警防活動総合訓練を実施しました。
同訓練は、1996年の訓練センターの設立から毎年重点項目を掲げて実施しており、火災第1出動隊に相当する部隊が各小隊の連携と組織的な消防活動を展開し、安全管理・基本行動の徹底に裏付けられた迅速な活動の向上を目的としています。同消防本部では今後、ベテラン職員の大量退職に伴う消防活動能力や技術の低下が危惧されることから、本年度は、「人材育成」、「技術の伝承」を目的とした小隊基本活動能力の向上に特化し、「木造2階建て住宅から出火し、出火室に要救助者1名がいる」との想定で、火災現場に最先着した小隊が要救助者の救出及び火災防ぎょ活動を展開した。消防隊28隊延べ106名の警防職員が参加し、日頃の訓練の成果を披露しました。
水難救助隊合同(冬季潜水)訓練を実施
(奈良県・奈良県広域消防組合消防本部)
奈良県広域消防組合消防本部は2021年11月24日から26日までの3日間、管内のダム湖において、水難救助隊を配置する4消防署合同により、水難救助隊合同(冬季潜水)訓練を実施しました。
冬季を迎えるにあたり、低温環境下における水難救助隊の基本的な潜水活動を再確認するとともに、各消防署の連携力の強化を目的に、総勢36名の水難救助隊員が参加しました。今後も継続的な訓練に取り組み、管内の水難事故対応力の強化に努めます。