(千葉県・柏市消防局)
柏市消防局は7月20日と29日の2日間、土砂災害及び大規模災害を想定した倒木・伐採訓練を実施しました。
チェーンソー取扱い要領や切断手順、危険要因について事前に確認した上で、樹木を倒す方向や切断する角度について隊員間で話し合い、実際にチェーンソーによる切断を行うことにより災害現場をイメージした実践的な訓練となりました。
今後も、いつ起こるかわからない災害に備えて災害対応力の向上に努めていきます。
令和3年度警防技術研修を実施
(滋賀県・東近江行政組合消防本部)
東近江行政組合消防本部は8月19日と20日の2日間、各署の警防職員を対象とした令和3年度警防技術研修(火災調査編)を実施しました。
今回は、火災の関係者から火災原因に関する情報を迅速・的確に聞き取る能力の向上を目的としました。模擬発掘用の想定ブースをコンパネ等で2想定用意して火災発生後の現場を再現し、火災原因究明のための発掘実習を行いました。最終日の午後からは、訓練用の火災調査書類を作成した後、各班はそれぞれの火災原因結果を発表しました。
研修者は研修内容を各署所へ持ち帰った後、実施内容を復命することで各所属の技術レベルの底上げを図ることができました。
火災の原因を究明し、類似火災を防止するとともに火災予防の啓発に繋げていけるように、今後も研修を継続していきます。