特別支援学校で実施した、充実の総合防災教育!

(東京消防庁・深川消防署)

 東京消防庁深川消防署は7月2日、都立江東特別支援学校にて様々な工夫を凝らした総合防災教育を実施しました。
地震体験や初期消火訓練に併せ、感染防止対策により煙体験の代替えとして避難経路となる廊下の床から1mの高さに煙に見立てたビニールを張り、リモート防災学習の映像を視聴してから潜る避難姿勢確保訓練や、生徒たちが防災倉庫から教室へ災害用備蓄品を運び、食糧を確保する物資運搬訓練、閉鎖した防火戸の非常口を通行する訓練、簡易トイレ及び就寝スペース設営訓練、さらに停電の発生を想定した暗闇の中でヘッドライトを使用する暗闇訓練など盛りだくさんの内容で実施しました。
生徒全員で協力し合いながら行ったことで、主体性のある防災行動力を習得できる大変効果的なものとなりました。同署では今回の訓練を参考とし、子供たちの自助共助力向上に努めてまいります。