大屋市場地区密集地火災防御訓練を実施

(兵庫県・南但消防本部)

 南但消防本部は2020年11月15日、新潟県糸魚川市や城崎温泉街の火災を教訓として、住宅密集地火災防御訓練を実施しました。
訓練は、住宅が立ち並ぶ養父市大屋町大屋市場地区内の建物から出火し、15㍍を超える強風により延焼拡大の危険性が高いとの想定で、自主防災組織による消火栓を使用しての初期消火、住民の避難誘導に続き、遠距離中継送水と一斉放水を実施しました。また、民間企業が保有するドローンからの上空画像を確認し、避難状況や延焼方向を把握しました。
地区住民約170人と養父市消防団、警察、㈱オーシスマップ、養父市社会福祉協議会、養父市役所、同消防本部の総勢約350人が参加し、地区住民と関係機関との連携強化を図ることができました。