高機能救命ボート運用訓練

衣浦東部広域連合消防局(愛知県)

5月14日に衣浦東部広域連合消防局管内の新川港で総務省消防庁から無償使用物品として配備された「高機能救命ボート」を活用した操船及び救助訓練を実施しました。このボートは、緊急消防援助隊として愛知県土砂風水害機動支援部隊が出動要請された際に活用されるもので、名古屋市消防局の指揮のもと、岡崎市の全地形対応車(レッドサラマンダー)や豊橋市の中型水陸両用車と連携した活動も想定されています。
今回の訓練では、一度に多くの人員(20名)を輸送するだけでなく、多くの人員が乗船した際も要救助者を不安にさせない安定感及び推進力が確保できていることを体感しました。
引き続き、本格的な出水期に向けて訓練を重ね、有事の際はこの高機能救命ボートが有効に活用できるよう、また、愛知県土砂風水害機動支援部隊が受援都道府県に対して有効な応援活動が行えるよう取り組んでいきます。