解体予定建物を使用した訓練を実施

(岐阜県・中濃消防組合消防本部)
中濃消防組合では、8月28日、29日の2日間、解体予定の市立体育館を提供いただき、ドア開放訓練及びFFS訓練を実施しました。
訓練では、バールやアックス等のハンドツールやエンジンカッターを用いて扉を破壊し、閉ざされた空間への強制進入方法を確認し、迅速かつ確実な救助活動技術に磨きをかけました。さらに、消防職員が建物内部で活動中に火炎にまかれた場合を想定し、脱出方法や無線通信での情報発信内容の確認、仲間との連携による安全確保の手順を確認しました。
実践的な環境だからこその学びを得ることができた訓練になりました。今後も地域の安心・安全を守るため、現場に即した訓練を積み重ねていきます。