(東京消防庁・板橋消防署)
東京消防庁板橋消防署(松本欣也署長)では、令和7年2月26日(水)、東武東上線操車場(板橋区板橋2-4)において、列車内放火・無差別殺傷事件発生時の対応合同訓練を板橋消防署56名、板橋消防団10名、東武東上線50名、板橋警察署25名、合計141名が参加して実施しました。
訓練は「東武東上線の運行中の列車内で、不審者が可燃性の液体を撒き、ライターで着火し火災が発生。その後、不審者がナイフを持って暴れ、乗客が多数負傷した。」という想定で、東武鉄道、板橋消防署、板橋消防団、板橋警察署の総勢141名が参加しました。
警察による不審者の逮捕、消防による消火活動、各機関が連携した乗客の救助・避難誘導を安全・確実・迅速に行い、合同訓練後に特別救助隊が油圧式救助器具により車両を上げ、救助訓練を実施しました。
板橋消防署の松本署長は「本日のような人為的な災害が発生した場合には、まず危険要因を排除し対処することが重要。それぞれの機関が任務を明確化し、緊密な連携を図ることで被害を最小限に抑えることができる。今後も緊密な連携を図りたい。」と話しました。
