神奈川県・三浦市
ALSOK綜合警備保障株式会社
令和6年11日9日、神奈川県三浦市(吉田英男市長)は令和6年度三浦市総合防災訓練を実施しました。
訓練は、三浦市立初声小学校を会場に令和6年11月9日午前9時00分頃、三浦半島断層群を震源域とするマグニチュード7クラスの地震が発生し、三浦市内の各地において建物や道路が被害を受けるとともに、広範囲の地域で電気・ガス・電話・水道等が停止、負傷者や避難者が多数発生し、市内の被害が甚大であることから、三浦市災害対策本部は、県をはじめ防災機関へ応援を要請したという想定で実施されました。
市民参加型訓練として、消火器・スタンドパイプによる初期消火訓練で訓練が始まり、避難所展示、自衛隊による生活支援訓練のほか展示・体験・学習ブースでは12の機関等が市民に様々な防災に関する広報活動を行った。ALSOKでは、災害に備えた備蓄品や見守り物品の展示、防犯セミナー案内とアンケートなどにより安全安心を市民に呼び掛けました。
防災関係機関実動訓練では、地上から陸上自衛隊第31普通科連隊及び三浦市役所偵察バイクによる被害の情報収集が行われ、上空からALSOKがドローンによる被害情報の収集を行い映像伝送により災害対策本部に報告がされました。
その後、三崎警察署、第一機動隊による道路啓開訓練、防災機関によるライフライン応急復旧訓練が行われ、消防・救助訓練では、横須賀市消防局三浦消防署及び三浦市消防団により、被災した中層建物に取り残された被災者の救出活動と消火訓練で幕を閉じました。
今回訓練に参加したALSOKは、三浦市と令和5年2月に包括連携に関する協定を締結しました。協定による連携事項は、防災対策をはじめとする、福祉、学校教育、観光振興など8つの項目です。ALSOK熊澤伸湘南支社長は、「今後も地域社会の安全・安心に対する要請や期待に応えるため、本業を活かした地域貢献活動を積極的に行っていく」としています。