(東京消防庁・本郷消防署)
本郷消防署では、8月22日(木)輪島市の中学生が来署し職場体験を行いました。
この企画は、能登半島地震復興支援に継続的に取り組んでいる、公益財団法人日本サッカー協会と文京区が協力し、子供にスポーツ体験を普及しようと計画され、管内中学校のPTAの協力を得て被災地である輪島市の中学生90名を2泊3日で招待したものです。
輪島市では、受入企業の被災により、例年実施している中学生の職業体験事業が実施困難な状況となっていることから、当署にも協力依頼があり14名の受入れを決定しました。
化学機動中隊の酷暑の中での訓練では、隊長が大きな声で指示命令する様子に、真剣な面持ちで見学しており、応急救護訓練、AR訓練機器を活用した消火訓練体験のほか、はしご車搭乗では、悲鳴を上げつつスカイツリーが見える高所からの風景を楽しんでいました。この体験を通じて、復興に向けて若い世代が前向き過ごしていけることを期待しています。
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