(埼玉県・吉川松伏消防組合消防本部)
吉川松伏消防組合消防本部では、令和6年1月13日(土)吉川中央総合病院にて、路線バスと普通乗用車の交通事故で15名の傷病者発生を想定した訓練を実施しました。
傷病者15名のうち、7名の傷病者(中等症3名、軽症者4名)を吉川中央総合病院への搬送とし、通常の救急とは異なる消防力劣勢時の「災害モード」を適応した際の病院収容依頼、トリアージタグによる傷病者引継ぎ及びピストン搬送を目的とした早期病院離脱等の理解が深まりました。
医師、看護師だけではなく、医事課など多種多様な担当が訓練に参加することで、病院全体で「災害モード」適応時の対応を共有することができ、実災害に備えた強固な連携の構築に繋がりました。
病院で実施する多数傷病者訓練は初めてであり、双方に課題や改善点が見つかり、今後も消防だけではなく、関係機関と連携した訓練を実施し、様々な災害に対応できるよう努めます。