(滋賀県・東近江行政組合消防本部)
令和5年8月9日、10日に各署の警防職員を対象とした令和5年度警防技術研修(火災調査編)を実施しました。
本研修は、火災の関係者から火災原因に関する情報を迅速・的確に聞き取る能力の向上を目的とし、さらに模擬発掘用の想定ブースをコンパネ等で2想定用意し、火災発生後の現場を再現し、火災原因究明のための発掘実習を行いました。最終日の午後からは、訓練用の火災調査書類を作成した後、各班はそれぞれの火災原因結果をお互いに発表しました。
研修者は研修内容を各署所へ持ち帰った後、実施内容を復命することで、各所属の技術レベルの底上げを図ることができました。
火災の原因を究明し、類似火災を防止するとともに火災予防の啓発に繋げていけるように、今後も研修を継続していきます。