山岳救助訓練を実施

(福岡県・八女消防本部)

 八女消防本部は2月21日と22日の2日間、八女市矢部村の御前岳及び釈迦岳において、山岳救助訓練を実施しました。
福岡県の最高峰である釈迦岳(標高1,230メートル)は、行楽シーズンになると多数の登山客が訪れる八女市を代表する観光名所の一つです。訓練は、山岳地という特殊環境下においての安全かつ効率的な救助活動要領の習得と基礎的な登山技術の習得及び隊員間の連携強化を目的としました。
当日は、雪が残り足元が悪い中で登山道の縦走訓練及び滑落者救出訓練を行いました。雪が残る登山道を初めて登る隊員もいたことから、貴重な経験を積むことができ、有意義な訓練となりました。今回の経験を生かし更なる災害対応能力の向上に努め、市民の安心安全を守っていきます。