(滋賀県・湖南広域消防局)
湖南広域消防局は2021年12月2日、管内の採石場において、滋賀県建設業協会湖南支部との連携訓練を実施しました。
同訓練は、土砂災害対応能力の向上を目的に、2011年から実施しているもので、本年で10回目となりました。「地震により工事現場の土砂が崩落し、作業員が生き埋めになった」との想定で、重機やドローン等を活用し、両機関が連携して埋没した要救助者の救出活動を実施しました。終了後は活動検証及び意見交換を行い、災害現場活動時における情報共有、相互連携を深めることができ大変有意義な訓練となりました。滋賀県建設業協会湖南支部とは「局所災害時の消防活動支援に関する協定」を締結しており、今後も訓練を継続し、更なる連携強化に努め、多種多様な災害に備えます。
土砂災害対応訓練を実施
(茨城県・日立市消防本部)
日立市消防本部は2021年12月3日、近年、台風や前線に伴う豪雨、地震などにより全国各地で土砂災害が頻発していることから、管内で同様の災害が発生した際の対応強化を目的に、土砂災害対応訓練を実施しました。
高度救助隊員16名が参加し、埋没している要救助者の救出要領、掘削方法、崩落危険の少ない土留め方法等の訓練や活動疲労の検証等を行いました。今後も、多様化する災害において、安全、確実、迅速な活動が行えるように各種訓練を実施し、災害対応力の向上に努めます。