中学校と協力してオンライン形式の救急講習を実施

(兵庫県・西宮市消防局)

 西宮市消防局北消防署山口分署は9月9日、救急の日に伴う普及啓発運動の一環として、担当区域内の市立中学校の2~3年生を対象に、オンライン形式で救急講習を実施しました。
 万全な感染対策のため、中学校側と幾度も調整を重ねた結果、各教室とオンラインで繋いだ視聴覚室から消防職員がライブ配信することで、「生徒達と直接対面・接触しない感染リスクの少ない救急講習」を実現することができました。
オンライン形式での救急講習は初の試みであり、当初生徒達のリアクションを直接感じられないことに不安はありましたが、各教室の反応をモニターで確認しながら進めることで、理解度を把握することができました。
終了後のアンケートでは「オンラインでしたが、非常に分かりやすく楽しく学ぶことができた。」「倒れている人がいたら、今回学んだ心肺蘇生法を実施したい。」など、生徒から前向きな意見を頂きました。