(東京消防庁・上野消防署)
東京消防庁上野消防署は2020年11月14日、上野恩賜公園不忍池広場において、秋の火災予防運動に伴う消防体験フェア「消防と災害」写真展を実施しました。
同年はコロナ禍での実施のため、従来の「体験型」に加えて、見て学ぶことをテーマに「見学型」の内容を大きな軸としてイベントを実施し、都民に広く火災予防と防災意識の高揚を訴えることができるように工夫をしました。
会場の半分を使用した写真展では、「火災」「救助」「地震」「水災」の種類ごとに計135枚のパネルを掲示し、災害の脅威とそれに立ち向かう消防職員の姿を来場者に訴えました。各種感染防止対策を万全にした会場内では、楽しそうに見学している親子連れや、災害の写真を感慨深そうに見学している方が多く見受けられました。
また、効果的な住宅用火災警報器広報として、若手職員のアイデアにより住宅用火災警報器を擬人化した「住警器マン」を創作し、住宅用火災警報器の定期的な点検と10年経過した住宅用火災警報器の交換について、来場者にわかりやすく広報を行いました。