日本で唯一の県境を越えた、消防防災ヘリコプター(防災ヘリ)とドクターヘリの連携活動

(鳥取県・鳥取県東部広域行政管理組合消防局)

 鳥取県東部広域行政管理組合消防局は2020年10月11日、鳥取市の久松山で消防防災航空隊と鳥取東部を運航範囲に持つ兵庫県の公立豊岡病院のドクターヘリスタッフと合同救助訓練を行いました。
訓練では、山頂付近で滑落して重症外傷を負った傷病者に対し、地上から救助隊及び救急隊、空から医師及び看護師を乗せた防災ヘリが現場に向かい、3機関の密な連携のもと、防災ヘリから隊員とともに医師がホイスト降下し、傷病者の容態安定化を図った後、防災ヘリでホイスト救助して医療機関に搬送しました。
昨年は4件の連携事案があり、訓練で課題点を抽出し、より強固な態勢で地域の安全安心に寄与します。