新しい日常を取り入れた火災調査教養を実施 

(東京消防庁・麻布消防署)

 東京消防庁麻布消防署は7月2日、火災調査教養を実施しました。
この教養は、蛍光灯安定器火災に係る火災原因の立証のための調査鑑識を署内公開鑑識の形で実施しました。
今回初の試みとして、参加者は鑑識の様子を見学するだけではなく、収去物と同等品を自ら鑑識する模擬鑑識を体験できるようにしました。
教養にあっては、ソーシャルディスタンス確保のためビデオカメラを活用し、スクリーン投影により主任調査員の手さばきや安定器の細部まで受講者全員が確認できるようにして新しい日常に配慮した教養としました。
受講した22名の署員からは、「電気火災が増加しているので、今後の電気火災の原因を的確に把握するうえでとても勉強になった。」、「迅速、簡便な火災原因調査の礎としたい。」との声が寄せられました。