化学機動中隊の訓練効果確認実施

(東京消防庁・赤坂消防署)

 東京消防庁赤坂消防署は6月3日、化学機動中隊の消防活動訓練の効果確認を行いました。
 当日は、化学工場の点検作業中に作業員が誤って配管を損傷させ、塩酸で負傷したという想定で訓練が行われました。
 訓練は、有毒物質が充満する空間から、負傷者を一刻でも早く救出するショートピックアップや、衣類や身体に付着した毒性物質を取り除く除染活動等のほか、N95マスクやゴーグル着装による新型コロナウイルス感染症対策も含めた活動となりました。
 宮本悟警防課長は、「新型コロナウイルス感染拡大の中でも、災害への対応は求められる。今後も、訓練の成果を発揮できるよう、精進していく」と語っていました。