千曲市消防団水防訓練

千曲市消防団(長野県)

 千曲市消防団は6月7日、大西緑地公園(千曲市大字上徳間)において、水防訓練を実施した。千曲市は、2019年10月に発生した令和元年東日本台風災害により1,622件の浸水被害が発生した。毎年5月に実施していた水防訓練も今年は新型コロナウイルス感染症の影響により自粛していたが、昨年発生した浸水被害のこともあり6月に延期し実施することとなった。
 例年水防訓練では、全団員が固まって土のう作りを行い、その後、2、3種類程度の水防工法を実演していたが、今年は、感染症対策として、密の状態をなるべく避けるため開始式、終了式は行わず、12分団ごとに場所を分け、それぞれの分団が地域にあった水防工法を実演する形式とした。土のう作成数は2,100袋、水防工法は積み土のう工法、改良積み土のう工法を行い、276名の消防団員が訓練に参加した。