土砂災害対応訓練を実施

(愛知県・豊橋市消防本部)

 豊橋市消防本部では、緊急消防援助隊「愛知県土砂・風水害機動支援部隊」の登録に伴い、3月6日、豊橋市消防総合訓練場において、土砂災害発災時の災害対応能力の向上を目的とした救助訓練を実施しました。
 近年、大雨や異常気象、地震などにより土砂災害が多発している一方で、当消防本部では土砂災害活動の経験者が少ないため、土砂災害モデルの模型を用いて、活動の手技や災害の特性について共通の認識を図ることから行いました。
 実動訓練では、実際に救助隊員が要救助者として土砂に埋まることにより、土砂による圧力が要救助者に及ぼす影響を肌で感じ、救出活動をする際に使用するグラウンドパッドの効果や要救助者に負担が少ない救出要領を検証することができました。
 土砂災害現場では、二次災害の危険性が極めて高いため、より『安全・確実・迅速』な救助活動ができるように、知識・技術の向上に努めてまいります。