(東京消防庁臨港消防署・東京都)
東京消防庁臨港消防署はこのほど、係留中の独立行政法人海技教育機構練習船「青雲丸」(5,890L)において3日間、実践的な船舶災害消防活動訓練を実施しました。
訓練では、大型消防救助艇「おおえど」の屈折式放水塔体のバスケットに隊員を乗せ、練習船「青雲丸」に進入し、その後、屈折式放水塔体を支点にバスケット担架を活用して要救助者を救出するという想定で訓練を実施しました。
今回の訓練で初めて他機関の船舶に屈折式放水塔体を活用して進入しましたが、架ていするにあたり異なる形状の船舶への接舷位置等、検討事項もあり、様々な海上災害に対応していくためにも大変有意義な訓練となりました。