防火の願いをこめて

(東京消防庁浅草消防署・東京都)
 浅草消防少年団はこのほど、浅草消防署において、近隣に居を構える「西岩部屋」(台東区寿)の親方及び力士5名とともに、防火祈願餅つきを行いました。
 餅つきの由来は諸説あるものの、日本では昔から、年末の餅つきは農業の神様、「年神様」を正月にお迎えするために行われてきたとされています。年神様は鏡餅の上に訪れ、そのお餅を家長が家族に分け与えたのが、お年玉のルーツと言われています。
 防火祈願餅つきは、防火の神様がお餅に宿ってくれることを願って、団員たち皆で一生懸命、力強く餅をつきました。防火の神様が宿ったお餅は今年れからも浅草の街を守ってくれると信じ、みんなで分け合い、美味しくいただきました。