(西春日井広域事務組合消防本部・愛知県)
西春日井広域事務組合はこのほど、東消防署において、化学物質漏洩警戒想定(C災害)訓練を実施しました。
訓練は「管内の工場から化学物質が漏洩し、逃げ遅れ者が発生した」との想定で行われ、東消防署の職員20名が訓練に参加しました。
指揮隊は情報収集及び活動統制を実施、消防隊はレベルBを着装、現場周辺の環境測定並びに進入統制ラインの設定を直ちに行いました。
救助隊はレベルAを着装、屋内進入により要救助者の救出にあたり、同時進行で装備除染ゾーンを設営、要救助者及び救助隊員の除染活動を行いました。
この訓練は、消防隊及び救助隊のC災害対応活動の知識、技術を向上することで災害の拡大を防御し、要救助者の救出を安全かつ迅速に遂行するための隊員育成という目標で実施されました。
訓練終了後の検討会では忌憚のない意見が交わされ、C災害という特殊災害について、全体の流れをより一層理解することができました。
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