(西春日井広域事務組合消防本部・愛知県)
西春日井広域事務組合はこのほど、総合福祉センターもえの丘(愛知・北名古屋市熊之庄大畔)のふれあいルームにおいて、聴覚障害者23人を対象に、手話通訳付きの講習用DVDを使用した普通救命講習を実施しました。
西春日井消防では、聴覚障害者を対象にした講習は初めてで、どのように進めていくか戸惑いがありましたが、聴覚障害者に分かり易いように、口の動きを大きくして話をしたり、身振り手振りを交えながら行いました。また、講習のポイントについて記載した絵や文字を拡大しスケッチブックに貼り付け、視覚的に分かり易いように工夫し理解を深めてもらいました。
大切な人や家族の命を守る知識とスキルを習得するという救命講習の目的を達成するために、今後も、障害の種別によって分け隔てなく、全ての住民の方が受講できるように対応していかなければならないと実感しました。