(千葉市消防局・千葉県)
千葉市消防局はこのほど、千葉県教育会館(千葉県千葉市中央区)において、火災原因調査報告書が実際の裁判においてどのように使われていくのかを知るために、TV等でも活躍しているレイ法律事務所 代表弁護士の佐藤大和氏と同事務所所属の弁護士3名を講師に招き、火災調査と訴訟と題し研修会を開催しました。
講義内容は、前半が法律家からみた「良い文書」の書き方の解説、後半が証人として消防職員が裁判所に出廷し、実際に証人尋問を受けた場合を再現した「模擬裁判」を行った。
本研修会には、同局職員のみならず県内外の消防本部に参加者を募集し、研修会場が満員となる504名が参加。司法に対する関心の高さが感じられました。当日は、現役弁護士の熱意ある講義により、参加者から非常に有意義な研修だったとの感想が多数寄せられ、参加者にとって火災調査業務への意識向上につながりました。
千葉消防は、今後も火災調査に関する多種多様な研修会を開催し、職員全体の火災調査スキルのレベルアップに努めていきます。