救急活動総合シミュレーションを実施

(比企広域消防本部・埼玉県)
 比企広域消防本部は2019年10月23日と24日の2日間、指導救命士が行う教育訓練として、近隣消防本部や医療機関関係者の見学者を招き、緊張感のある中、救急活動総合シミュレーションを実施しました。
 全国的に救急出動は増加傾向にあり、同消防本部においても増加の一途を辿り、症例も多様化している一方、職員全体の年齢層は若年化し、経験豊富な救急隊員が減少しています。また、救急救命士が行える処置の範囲も拡大し、住民からの期待も大きいものとなっています。
 今年度で3回目を迎えた本訓練は、指導救命士が中心となり実施しているもので、救急隊員全体の知識・技術レベルの底上げを図るとともに、検討会を行い、各種プロトコールの確認、支援隊との連携の必要性を再認識しました。