居室内延焼中、ホース延長、放水はじめー! 自衛消防訓練審査会を実施

(東京消防庁練馬消防署・東京都)
 東京消防庁練馬消防署は9月18日、としまえん(遊園地)において、令和元年度自衛消防訓練審査会を実施しました。管内の19事業所が参加し、出火した居室内に逃げ遅れがおり、消火器で初期消火を行い、逃げ遅れを一時退避場所に誘導して119番通報。その後、消火栓により消火を行うという想定で、火災の拡大防止、避難誘導、応急救護を中心に安全確実かつ迅速に活動ができるかを審査しました。
 今年度は火災状況確認時の安全確保要領及び総務省消防庁から出された一時退避場所への水平避難の方法等を実技に取り入れ、より実践的な内容で実施しました。
 あいにくの降雨の中においても訓練成果を遺憾なく発揮され、士気旺盛な審査会となりました。参加隊からは「良い経験ができた。事前訓練の成果を確認することができ、いつ起きるか分からない災害のために、今後も訓練を重ねていきたい」という声が聞かれました。